最適な治療が受けられる小児科を選ぶ基準

小児科を選ぶ際のコツ

小児科を選ぶ際のコツ

「小児科専門医」がいる

子どもの成長や発達速度は1人ひとり違います。体の特徴や年齢によってかかりやすい病気も異なるため、子ども1人ひとりに合わせて診察してくれる小児科がおすすめ。安心して相談できるのは、日本小児科学会認定の「小児科専門医」の資格を持っている医師がいるところでしょう。「小児科専門医」は厳しい条件が課せられ、認定試験を突破しなければ取得できません。常に研鑽を積んでいる医師であることの証明にもなるため、親としては安心です。

医師との相性

知識が豊富で腕が確かな医師はたくさんいますが、高圧的な態度の人や話しにくい人とはなかなか信頼関係は結べません。親はもちろん、子どもも安心して話せる医師の方が「この先生なら信頼できる!」と安心しますよね。
ですが、一見優しそうで親切に見えても必要のない検査や治療をする医師や、検査が必要なのに行わない医師もいます。なぜそんなにたくさんの検査をするのか、理由を丁寧に説明してくれたら納得できますが、説明もなしにただ多くの検査をしたり、逆に、必要な検査すらしない場合は不信感を抱いてしまうので診療内容に納得できないでしょう。
医師も人間なので相性の良し悪しがあるのは当然のことです。説明不足だと感じる人もいれば、安心するためとはいえ余計な検査ばかりと不満に思う人もいます。「相性の良い、信頼できる医師を見つけることができるかどうか」が小児科探しにおいて大きなポイントとなります。

スタッフが親切

小児科には医師だけではなく看護師や受付スタッフもいます。親は不安な気持ちを抱えて小児科にやって来るわけですから、家族の気持ちに寄り添ってくれるスタッフがいるというだけで心強くなります。診察の時に医師に聞きそびれたこと、自宅での過ごし方を詳しく聞きたい時など、気軽に質問や相談ができるようになっていたり、荷物を持つのを手伝ってくれたり、兄弟を連れて行った時に嫌な顔をせずに相手をしてくれたりすると非常に助かりますし、こちらの気持ちに寄り添ってくれていると感じられるので信頼できるようになります。

院内感染の予防対策を徹底しているか

小児科で気をつけたいのは、治療に行ったのに他の病気をもらってしまうこと。待合室がひとつしかない場合、同じ場所でさまざまな症状の患者さんが待機することになります。院内感染で違う病気になってしまう可能性があるので、感染症の患者さんの部屋が分けてあったり、一般の診察と予防接種、乳児検診の診察時間が区別されていたり、掃除を徹底して空気清浄機などの感染予防設備がしっかりしていると院内感染に配慮していることが分かり安心できますよね。

アクセスの良さ

自宅からの距離はもちろんですが、「行きやすいかどうか」も大切です。車で移動することが多い人は駐車場が多く車を停めやすいかどうか、徒歩や自転車で移動することが多い人は自宅から近いかどうかがポイントになります。

ツイッター

小児科看護師を目指す前に知るべきこと