子育て中の親が知っておきたいこと
親にとって気になるのは、「子どもが病気になったりケガをした時に適切に対処してくれる病院はどこ?」ということではないでしょうか?自宅からの距離、診察時間や休日、医師との相性や看護師の対応など、信頼できる病院を見つけるのは大変です。ここではそのような子育てに奮闘している人たちに向けて、小児科を選ぶ際のコツや内科に切り替えるタイミングなどを紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。また、いざという時に慌てないために「子どもがかかりやすい病気」も一緒にお伝えします。
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小児科を選ぶ際のコツ
我が子が病気になった時にどの病院に行けば良いのか悩んでいる人もいることでしょう。ここでは小児科を選ぶ基準をいくつか紹介しています。小児科はたくさんありますが「適切に対処してくれる病院」を探すなら、まず押さえておきたいのは「小児科専門医」がいるかどうかという点。小児科専門医は小児特有の病気に対して深い知識と確かな腕を持っている人にしか与えられない資格です。常に研鑽を積んでいる証明にもなるので、安心して我が子を任せられるでしょう。
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子どもがかかりやすい病気
色々な環境でばい菌やウイルスに触れ、対処していくことで抗体が作られていくわけですが、赤ちゃんや未就学児などの小さな子どもは行動範囲が限られていますよね。外出する機会も少ないため、まだ抗体ができあがっていないんです。最近は共働き家庭も増え、小さな頃から保育園に通っている子どもも少なくありません。集団生活になると感染リスクが高くなってしまいますが、その分免疫力が強化されるのも早くなります。注意したいのは感染症だけではありません。熱中症やアトピー性皮膚炎など子どもがかかりやすい病気は色々あります。
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内科に移行する際のポイント
年齢とともに体つきや精神状態が成長するため、いつまでも小児科に通うわけではありません。いずれ小児科を卒業するタイミングがやってくるわけですが、「〇〇歳からは内科へ」と明確に決められているわけではないので、どのタイミングで内科に切り替えるべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?一般的な目安としては中学校を卒業し高校生になるタイミングです。その年齢になると小さな子どもと一緒に診察を受けることを恥ずかしく思うようになるため、子ども自身が内科に切り替えたいと思うようになるんです。